只今、工事中🏗
令和5年も終わりに近づいてきた。
振り返ってみると、あっという間であった。
この間、巨匠・田中博史先生には、数々のご指導を、当研究会主催のセミナーでいただくことができた。(10月の第7回セミナーは、田中先生の体調不良のため開催できず延期であった。)
田中先生のお話を拝聴していると、いつもお話の端々に出てくるのが、「子どものこと」である。目の前の子どもの声を聴き、様子を観察して授業を進めていくことをずっと言われている。
決して、教師の都合で子どもの声を無視をすることはない。
(でも一般的には、教師にとって都合のよいつぶやきは取り入れるが、そうでない場合には無視して切り捨てる。)
これは、何も算数の授業にかぎったことではない。
全教科、全ての学習においてそうなのである。
教師が、目の前の受けもつ子どもたちの声にきちんと耳を傾けているかどうか。
子どもたちは、じっと観ているにちがいない。
そして、このことは、教師と子どもの絆に深く関わっていく。
子どもときちんと対話ができる教師であるかどうか。
常に自問自答しながら授業をやっていきたい。
「子どもに寄り添う」とは、そういうことだと考えている。
令和6年12月28日